写真は、アメリカの量販店、ターゲットが先週水曜日にミートパッキング地区にあるホテル、The Standardにて、ファッションショーを行った時の様子。“Target Kaleidoscopic Fashion Spectacular”と名付けられたこのショー。
ホテル南側に面する合計155(!)の部屋を貸し切り、今秋の新作コレクションを着たモデルたちが部屋の中で踊り、それに合わせて万華鏡のようにカラフルな光のショーが繰り広げられました。
もちろん誰でも観覧可能。と言っても服はまったくもって見えませんでしたが、このアイデアが素晴らしいよね。
(ちなみに、VIPゲストはもっと近くの席で、しかも双眼鏡が配られたらしい)
こういうマーケティングをする会社で働きたいものです。
と思ったら、周囲では何やら騒がしく抗議をしている人たちが。自宅に戻ってから調べてみたところ、ターゲットのCEOが同性愛反対を掲げている共和党のアホ議員に多額の寄付をしたのが大問題になっていて、アメリカ中のゲイの人々が中心になってボイコット運動を起こしているとのこと。
せっかくの素晴らしいアイデアを実現させた会社の裏事情を知って、一気にテンションが降下したのは言うまでもありません。
もうターゲットで買い物するのはやめよーっと。
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